生まれてはじめてやった RPGが ドラゴンクエストI。そのままどんどんRPGの魅力にはまり、ブラックオニキス
ザナドゥなどを遊んでいくうちに、いつかこれが複数で同時にできるようになったらなーと思っていたものだ。
時はたち1997年秋。それまでダビスタにひたすらはまっていた俺が、ふとPCショップのゲームコーナーで
見つけたもの、それが「Ultima Online」だった。ウルティマシリーズは昔ファミコンでやったことがあった。
当時の誕生日プレゼントとして死んだ兄貴がかってくれたのだ。
うれしかったのだがこの上なくつまらなかった記憶あり。よってウルティマ自体のイメージはよくなかった。
それでもインターネットをかいして多人数でひとつの世界を冒険できるというキャッチフレーズの誘惑に負け
10年以上の歳月を経てまたもやウルティマワールドに旅立つ決心をしたのである。
当時の俺はダビスタの専用HP KRAで大会を開きながら、PC-VANやNiftyといったパソコン通信の世界で
遊んでいた。とりあえず昔からゲームのマニュアルは一切読まない主義なので、超適当にアカウント作成
してキャラをつくった。
サーバーに関しては意味がわかりそうなのは PacificとAtlanticのふたつ。おそらくここは日本だから太平洋
につないだほうがいいだろうということで、Pacificに決めた。skillもよくわからんがSwordmanshipってのは
どう考えても必要そうなので、あとは適当にふって開始!
うーーん 生まれたところはやはりブリテンの宿屋。当時そこが宿屋かどうかは一切理解していなかったが、
とりあえず無事にゲームに参加することはできたのだ。まずは武器やを探すが、日本語で武器屋の看板が
でているわけでもなく、どこが銀行かもわからず、適当に歩いた結果ブリ西の森にまよいこんでいった。
攻撃方法もわからず武器の装備のしかたもわからず、コマンド入力するRPGしかしらない俺にとっては
UO=いやがらせゲー としか受け取れなかった。巨大なクモから逃げまくり、町にもどろうと3時間ほど
歩きつづけたその時、くそゲーの判決がくだった。
以来たまーに はいってみるものの、さっぱりわからんのでいつのまにか俺はダビスタにかえっていったのだ。